◎素材
K10(X線検査済み)
◎サイズ
約11.5号程度
【サイズ直しについて】
※サイズ直しは有料でお受け致します。
ご希望の号数によって料金が変わるため、
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WEB→【ショップに質問する】
ボタンから、事前にスタッフまでご相談ください。
(納期は2週間程度いただきます)
◎宝石
オールドカットダイヤモンド
◎重さ
3.4g
※フロントの幅は、縦およそ15mm 横およそ13mm程度です。
【memo】
大変古い時代のジャルディネッティリング(※)をご紹介します。
ジャルディネッティとはイタリア語で「小さい庭」を意味します。
起源は17世紀に始まった植物学や、人々(特に富裕層)から人気が出た園芸にまでさかのぼります。
17世紀ごろ、植物の栽培や研究への人々の関心が高まり、世界中からヨーロッパにたくさんの花や植物が輸入されました。
階級の高い富裕層の人々は様々な種類の花を楽しみ、その時代、多くの花や植物は、絵画、彫刻、寄木細工など、芸術文化の発達においても、様々なインスピレーションを与えました。
そんな中、宝石(ダイヤモンドや色石)で花々のブーケや花かご、花瓶などをイメージしてアンシンメトリーにデザインされた大振りのジュエリーが王族貴族といった富裕層の間で流行します。
その人気はやがて小振りなデザインのジュエリーに移り、指輪のほか、ブローチ、ネックレス、髪飾りなどにもお花のデザインが多く見られました。
こうしたジュエリーは、愛情をこめてgiardineti またはgiardinettoと名付けられ、18世紀半ばまでにヨーロッパ中に広まり、人気はその後長く続きました。
(イタリア語源にも関わらず、イタリアのデザイン起源を示す証拠がないそうです(諸説あり))
今回ご紹介するジャルディネッティはイギリスジョージアン時代のものと見られる大変古い作品です。
金の台座に、古いオールドローズカットダイヤモンドがブーケ(花束)の形でセットされています。
シャンク部分にも左右にダイヤモンドが埋め込まれていて、華やかさを感じます。
ダイヤモンドの輝きにつきましては、石座が裏抜きされていないので、光が透過してキラキラと光り輝くというよりは、ダイヤモンドの表面に光が当たった時に、キランと優しく光る感じです。
ダイヤはローズカットのように上部がカッティングされていますが、非常に薄いので、スライスカットされたダイヤのようなナチュラルな鉱物感も味わうことができます。
内包物もありますので、1pc1pcそれぞれがとても個性的。
古いカッティング手法や、現在のダイヤモンドでは観られないその表情を存分にお愉しみください。
また、当時の手法ですとダイヤの裏側に【箔】が貼られている場合が多く、こちらのリングのダイヤも【箔】がある独特な輝き方をしますので、アンティークならではの艶めきと、きらめきを、指元でご堪能ください。
長編小説の第2章が始まるように、、、
この指輪が心に残った方に継承していただければ嬉しいです✨
お迎え、お待ちしております。
DaisyRing
デイジーリング
商品番号 DR00529
※非常に古いアンティークリングです。貴金属にも宝石部分にも、擦れ、傷、汚れ、変色など、リペアしきれない部分がございますので予めご了承ください。
(クリーニング済です)
※初めてご購入される方は、スムーズなお取引のため特定商取引法に基づく表記
https://www.daisyring.shop/law
を必ずご覧ください。
※ケースは、新しいリングケースに入れて発送させていただきます。
※宝石の色味をできるだけ実物に近づけられるよう、室内と外で撮影しましたが、お使いの環境(モニター、ブラウザ等)の違いにより、色の見え方が実物と若干異なる場合がございますので予めご了承ください。