¥99,999
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アメリカのバターカップアンティークリングです。
◎刻印は14K(14金)
◎製造年は1890年から1930年の間
◎サイズは10.5号
※大幅なお直しでなければ、サイズ直しは無料でお受けいたします。
アメリカから素敵なリングがやってきました(*´-`)
センターダイヤは古典的なダイヤモンドのカットで、アンティークジュエリー界でも非常に人気のある貴重なカットの、オールドヨーロピアンカット。
元々オリジナルで留まっていたダイヤなので、正確な重さはわかりかねますが、直径は3.5ミリほどです。
肉眼で見ると、インクルージョンは見えず、カット面に虹色の光が走り、ギラギラッとした強い輝きを魅せてくれます。
現代のダイヤモンド (ラウンドブリリアントカット) より光の反射面が大きいので、ダイナミックに輝きます。
特徴のオープンキューレット(ダイヤ底のとんがりをカット)もルーペで見ると確認できますので、じっくりとお愉しみください。
ダイヤモンドを留めているシャトン(石座)はバターカップと呼ばれる形をしています。
バターカップとは、キンポウゲの黄色い花のことで、可憐なキンポウゲを台座にしたデザインのジュエリーが、19世紀(ヴィクトリア時代)〜20世紀初頭にかけて世界的に流行しました。
(※日本でも大正終わり頃から昭和初期頃にかけてバターカップそっくりの【菊爪】と呼ばれる二重花の石座デザインが人気を博しました)
当時キンポウゲの花は、陽気、感謝、若々しさ、遊び心、元気、純粋さ、喜び、幸福、そして友情などを象徴していました。
キンポウゲは贈り物としても人気が高く、善意と親切を表しました。
また、リング全体のスタイルは、アールヌーボー時代に人気のあった、自然の花や葉をモチーフにしたようなデザインが施されており、非常にクラシカルで可憐な印象です。
おばあちゃんのおばあちゃんがエンゲージリングとして使っていた時代の、古き良き指輪です。
また愛してくださる方と一緒に、これから時を重ねて頂けると嬉しいです??
お迎えお待ちしています(*´?`*)
【アメリカゴールドラッシュ時代】
1849年のカリフォルニアゴールドラッシュはアメリカのジュエリーの歴史の中で最も重要なイベントの1つでした。
金は1820年代からジョージア州とノースカロライナ州で採掘されていましたが、西部での発見は、(カリフォルニア、テキサス、アメリカ南西部)ゴールドラッシュとなりアメリカ経済を潤わせていきました。
フランスで1919年時には5.45フランだった1米ドルは1926年7月には、50フランになりました。
このような状況のもと、ヨーロッパの人々は自分の財産を換金性の高いものへ、絵画・宝石・芸術品に投資していきます。
こうして1900年頃からアメリカの宝飾業界にも再びお金や宝飾品が流れ、活気が戻り始めました。