※9月のお誕生石、サファイアが入った製品のSALEを行っております。
こちらのリングも9/30まで20%OFFで販売致します✨
***更にこちら132000円➝125000円の大幅割引中(^_-)-☆****
200年ほど昔のフランスから届いた、アンティークブローチ兼ペンダントヘッドをご紹介します。
◎年代
1819-38年代
◎刻印
ラムヘッド(フランス18金以上マーク)
◎長さ
縦およそ3cm
◎宝石
ルビー サファイア エメラルド
(ソーティング付き)
◎重さ
2.4g
作品としては1830年頃の貴重な作品です。
19世紀初頭頃のフランスは、産業革命やナポレオン戦争などでの影響で経済が低迷し、金などの貴金属も不足して上流階級でさえ不況を乗り切るのに苦労しました。
そんな中、フランスでは1814 年にブルボン朝が王位に復帰したため、産業革命前の時代のジュエリー、特にマリー アントワネットが身に着けていたルイ16 世スタイルが再び流行しました。
そのため、少ない金を豪華に魅せる技法、カンティーユが大流行しました。
(諸説ありますが、一説にカンティーユ技法は、農村の伝統的な衣服に見られる刺繍をモチーフに生み出された金の刺繍のような技法と言われています)
1830年代頃まで、フランスのみならず、ヨーロッパ全域でカンティーユ(金の刺繍)技法は流行しました。
この作品にも、カンティーユ技法のひとつであるグラニュレーションという粒金の打ち出し技法が見られ、非常に細やかな、当時の彫金師さんの技を堪能することが出来ます♪
また、カンティーユが施された作品には、カラフルな宝石(色石)やエナメルを使い、ジュエリーに華やかさをプラスすることが多々あったのですが、
この作品でも、サファイア・ルビー・エメラルドなどのカラフルな天然石も一緒に楽しむことが出来ます。
丸い部分には藍色に近いブルーと朱色のエナメルですみれの花が描かれています。
(1mmにも満たない細い線でつけられたテクスチャーも圧巻の美しさです)
およそ200年ほど前の作品ですが、欠け剝がれが全く無く、しっかりとその美しさ堪能することが出来ます。
長く、大切にされ守られてきた作品です。
もしも、虫眼鏡やルーペをお持ちでしたら、カンティーユ技法や、エナメル・色石の美しさ全てを楽しんでください✨
(ちなみに、日本に届いた当初は上部の宝石の周りが黒ずんで汚れていて焦ったのですが、クリーニングをして、職人が再度磨いたところ、美しい金色が蘇りました。18金の美しさは、不死鳥のように何度も蘇るので嬉しいですね(*´꒳`*)♪)
最後に、画像に載せましたが、上の方に、雄羊のマークがしっかりと打たれています。
こちらも、現代ではなかなかお目見えしない、とても古い貴重な刻印です。
素敵な貴族の女性が大切に使っていたのかな・・・
と想像しながら、時の浪漫に想いを馳せております、、、
(ゆっくりと珈琲を飲む)
是非、心に残った方のお迎えを、お待ちしております(^^)
型番:DBR00079
※状態は、大きな目立つキズや破損もなく良好な状態ですが、ヴィンテージやアンティークジュエリーには、貴金属にも宝石部分にも、擦れ、傷、汚れ、変色など、リペアしきれない部分がございますので予めご了承ください。
※初めてご購入される方は、スムーズなお取引のため
https://www.daisyring.shop/law
をご覧ください。
※ブルーの古いケースつきです。
雄羊の頭ラムヘッド【poinçon(ポワンソン)刻印】1819-38年代(18金以上パリの刻印)
プワンソンヌ