¥999,999
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◎年代
推定1800年代後半頃(※)
◎刻印
イーグルヘッド(18金)
(その他、マルカン部分に複数刻印が打たれてますが解明できませんでした)
◎重さ 4.6g
※大きさは画像を参照してください
フランスの推定19世紀後半頃(※)に作られたペンダントヘッドをご紹介します。(チェーンはつきません)
19世紀後半のヨーロッパでは古代エトルリアのゴールドジュエリーのリバイバルブームが起き、考古学風のジュエリーが流行しました。
(エトラスカン)
こちらのペンダントも、まるで古代エトルリアの繊細なジュエリーのような美しい金細工が施されています。
まずレポゼと呼ばれる打ち出し(金を裏面から打ち出すことで模様を作っていく技法)が非常に細やかに施されています。
センター模様のレポゼが美しくて目を惹きますが、外周をぐるりと一周する枝のような透かしデザインの中にも、信じられないくらい細やかなレポゼが見られます。(おそらく0.1mmも無いのでは?)
ルーペや虫眼鏡をお持ちの方は、ゆっくり覗いて観て、ご堪能ください。
中央部分には、細い金線を蝋付けするカンティーユという技法も見られます。(カンティーユとはフランス語で刺繍という意味です)
金が刺繍されているかのような、美しいデザインをご堪能ください。
中央の裏側は金の板で閉じられているので、フロント部分の美しい部分しか見えない造りになっています。
また、周囲は繊細なフィリグリー(金の透かし)になっているせいか、大きなペンダントトップですが、非常に上品で繊細な印象です。
当時、熟練の金の技工士でも難しいとされていた金細工がしっかりと残された逸品です。
(匠は最後は手の感覚で金細工を仕上げたそうです)
中央にはグレイッシュな真珠が取り付けられています。
パールの周囲には、細い金線がお花のように取付けられており、ここでも上質なカンティーユが見られます。
パールは、ルーペで見ても剥がれや傷は無く、光が当たると虹色の干渉色が現れて、今でもとても美しく輝いています。
アンティークの大きなペンダントトップを御探しの方に、是非一生の宝物の一つに加えていただければ幸いです。
お迎えをお待ちしております。
(※)こちらフランスのディーラーから19世紀後半のジュエリーということで買い付けましたが、デザインを見る限りですと、フランス19世紀初頭頃(王政復古の時代)のジュエリー(※イギリスではジョージアン時代)に見ることが多い技法が使われておりますので、もっと古い作品の可能性もありますので予めご了承ください。
DaisyRing
DP00036
※状態は目立つキズ、破損もなく良好な状態ですが、ヴィンテージ品やアンティーク品には、貴金属にも宝石部分にも、擦れ、傷、汚れ、変色など、リペアしきれない部分がございますので予めご了承ください。
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