¥999,999
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は送料無料です。
フランス、19世紀中頃の18金アンティークリングをご紹介します。
リング外側にはふくろうの刻印(※詳細は下記参照)があります。
◎サイズは14〜14.5号ほど
※± 3号のお直し無料です。納期は2週間ほどいただきます。
※フクロウ刻印を消さないように気をつけて加工します。
(裏側にJBとR0という刻印も彫られています(解読不明))
こちらのリングはシャトン(石座)の裏側が閉じられているクローズドセッティングで作られています。
18世紀〜19世紀にかけて欧州で多く使われた技法のひとつです。
閉じられたシャトンの内側に薄く伸ばした貴金属の箔(フォイル)が敷いてあることが多く、これはフォイルバックという技術で、その上に宝石を留めることで、宝石の輝きを増して見せたり、色合いを美しく見せる効果を高めました。
歴史的な美しさと彫金師たちの工夫が詰まったアンティークのフォイルバック作品は、コレクターさんにも大変人気のあるアイテムの一つです。
時間の経過とともに内側のフォイルが変色することで、フォイルバックで留められた宝石は、アンティークならではの幻想的な色合いに変わるので、
宝石が過ごしてきた時の浪漫も一緒に愉しむことが出来ます?
リングデザインはトゥールビヨンで、フランス語で渦巻きという意味です。
優しくて優雅なデザインとして、当時、貴族王族、上流階級の女性に人気がありました。
真珠はややグレーッシュで、ガーネットはパープル〜赤褐色のお色味。
トーンは暗めなので、白と赤の明るい元気なイメージよりも、しっとりと落ち着いた大人の印象です。
ミル打ちと粒金の製法は大変格調高く、金の薄さを感じない、非常に状態の良いアンティークリングです。
長編小説のように、貴方の指元で、もう一度長く愛してください。
型番:DR00207
※100年以上昔のアンティークジュエリーには、細かな擦れ、細かな傷などがございますので、予めご了承ください。
※画像のリングケースは撮影用です。新しいケースに入れて発送致します。
※初めてご購入される方は、スムーズなお取引のためabout、と、特定商取引法に基づく表記、を必ずご覧ください。
(最初に取引をさせていただく際には、メールでご返信をいただいたり、お電話でご挨拶をさせていただく場合がございますので、ご了承下さい)
【立った梟の刻印】
1893年6月29日以降に、フランスとの商業条約を締結していない外国から輸入された金や時計製造品に押印されており、18金以上の品位を証明しています。
ただし、フランスから外国に売りに出されてフランスに戻され販売された場合や、フランスで作成されたものだとしても【出自不明】と認定された場合、押印されることもあったそうです。
なかなか興味深い刻印です。